一般的に自営業やフリーランスなどの仕事をしているとローン(融資)は通りにくいとされます。会社員と比べて収入が不安定とされるからですね。そんなフリーランス向けの住宅ローン商品を「ソニー銀行」が提供するようです。
ソニー銀行のフリーランス向け住宅ローン
日経新聞、2020年2月16日
会社などに属さずフリーランスで働く人を対象とした住宅ローン商品ができる。ソニー銀行が17日から取り扱いを始める。同銀によると、専用商品は国内で初めて。IT(情報技術)関連の人材仲介会社と連携し、この会社に登録する経験が3年以上の人を対象にする。金利は貸し倒れリスクに応じて幅をもたせる。 フリーランスは一般的に収入が不安定なため、借入期間が長期にわたる住宅ローンの審査に通りにくいとされる。内閣府の2019年の推計によると、日本の就業者のうち約5%にあたる306万~341万人がフリーランスとして働く。柔軟な働き方の普及には、環境整備が必要だが、住宅ローンもその1つに挙げられる。
ソニー銀行というと、ネット銀行の中でも住宅ローン融資に積極的な銀行ですね。参考:住宅ローン総合ランキング
気になるのはやはり金利ですね。住宅ローン金利は非常に低金利の状況が続いていますが、そうした中でリスクに応じた金利というものがどの程度になるのかは気になる部分でしょう。
バカみたいに高金利だと利用しようがありませんからね……。
フリーランスとしては信用を高める努力も必要

こうした専用ローンを利用するというのも一つですが、得てしてこうしたローンはリスクが高いとみなされて、そもそも金利が高いというケースも少なくありません。
借入額が大きくなる住宅ローンだからこそ、ほんの少しの金利負担でも抑えたいものです。