将来の自宅購入を考えるならフリーランスは節税し過ぎないこと。住宅ローンの審査が通らない。

taxplanningフリーランスとしてある程度の収入をあげることができるようになると、「税金対策」に目が行きがちです。サラリーマンと違って、フリーランス(自営業)の場合は、経費などを使いやすいため、税金で取られるくらいなら節税しようという誘惑に駆られることになります。

もっとも、認められている範囲で節税をすることは全く問題ありません。その一方で、節税のやりすぎは税金という面からは問題なくても将来のローン審査などの与信が必要な時に問題となることがあります。特に、将来マイホームの購入などを考えている方は気をつけましょう。

フリーランスの所得と税金

所得というのは、収入から経費を差し引いた金額です。年間に1000万円を売り上げて、そこから諸経費で400万円を差し引いた場合、所得は600万円となります。

参考:収入(年収)と所得の違いを理解しよう

様々な手法をつかって「節税」をすれば所得を小さくすることができます。所得を小さくすれば所得に対してかかる税金(所得税・住民税)を少なくすることができます。

そうすれば「節税」にはなるわけです。

 

フリーランスの信用力は「所得」

フリーランス(自営業)の場合、ローンなどを組む時に審査の材料となるのが「所得」です。

たとえば、住宅ローンの審査をする時、一般的には「過去3年分の所得」が審査の対象となります。

つまり、節税をして所得を小さく見せかけているような場合、ローンを組もうとすると所得が少なくてNGとなる場合もあるわけです。

節税で無駄な税金を払わないということも、大切なことではありますが、ローンを組むという予定があるのであれば、ローンを見据えた所得の計画も立てておく必要があります。

通常の銀行住宅ローンであれば、最低でも100万円以上の所得はボーダーとして求められることになるかと思います。