起業・創業と失業保険。起業準備中でも失業給付は受け取れる?

koutekiseido失業保険は失業して再就職先を探している人が利用できる公的な労働保険です。自己都合、会社都合などによって異なりますが、自己都合退職なら3カ月の待機期間の後に、失業給付を受け取れます。
基本的には「次の仕事を探している人の為の保険」なので、起業をする人に対しては給付の対象外となっていましたが、2014年7月には通達が出されており、「就職先を探しながら、起業も検討している人に対しては給付する」という方針になっています。

起業準備には時間がかかることもあり、その間の収入が完全に途絶えるのは怖いですが、失業保険(失業給付)の範囲が緩和されたのは起業予定者にとってはうれしいことかと思います。

ただし、条件はある

起業準備中であっても失業給付が受けられる。というのはあくまでも「並行して求職活動もすることが給付の条件」となります。つまり、仕事探しはせずに起業準備だけをしている人はダメということですね。

つまり、ハローワークに行って求職をする必要があります。不正受給を防止するための手段だとは思いますが微妙な不正防止な気がします。

ポーズだけでも求職活動をしなさいという意味しかないような気がします。

 

実際に起業をするとダメ

また、実際に起業した場合は当然対象外になります。とりあえず開業届だけ出すといったことをすると失業給付の対象外になります。

NGな行為
・開業届を出す
・実際に仕事をする
・会社(法人)を設立する

OKな行為
・事業認可のための申請書を出す・事業の為の不動産を探し始める

 

こうした通達の運用については各地のハローワークによって判断が異なる場合もあります。
起業・開業を計画中の方はまずは所轄のハローワークなどにどのような状況なら給付の対象になるのかを確認しましょう。

あくまでも「求職中ではあるが、開業についても選択肢の一つとして考えている」という方が失業保険(給付)の対象です。